成功事例
【事例紹介】月商1,800万円 → 3,300万円へ成長|淡路島の海の幸を一軒で味わえる「きとら 津名店」

料理・立地・キャパシティと条件が揃っている一方で、SNS上では魅力が十分に整理されていない状態でした。メニューが多いがゆえに「何が名物なのか」「どんなシーンで使いやすい店なのか」が伝わりづらく、WEB検索頼りの集客になるという課題を抱えていました。
クライアント様の情報
運営店舗:海鮮料理きとら 津名店
所在地:〒656-2163 兵庫県淡路市中田4139-4
営業時間:月・火・水・木・金 11:00 - 15:00 17:00 - 22:00 /土・日・祝日 11:00 - 22:00
淡路島の中部、産直施設「赤い屋根」の敷地内に店を構える「海鮮料理きとら 津名店」。淡路島近海で水揚げされた魚介を使った料理を中心に、丼、御膳、天ぷら、鍋まで幅広く揃う海鮮料理店です。季節限定の淡路島生しらす(4〜11月)や、観光客に人気の海鮮丼、予約制で提供される鱧料理や淡路島3年とらふぐなど、“旅の目的になる一皿”が用意されています。席数も多く、個室や団体利用に対応できる点から、観光客だけでなく地元客にも重宝される存在です。
目次
課題|「魅力のある店なのに伝わらない」という発信の壁
料理・立地・キャパシティと条件が揃っている一方で、SNS上では魅力が十分に整理されていない状態でした。メニューが多いがゆえに「何が名物なのか」「どんなシーンで使いやすい店なのか」が伝わりづらく、WEB検索頼りの集客になるという課題を抱えていました。
戦略|“旅の中で選ばれる理由”を先につくる
今回のプロジェクトで重視したのは、単なる認知拡大ではありません。
目指したのは、「淡路島に行くなら、ここに寄りたい」と事前に想起される状態をつくること。
観光地の飲食店は、「現地で検索される店」になるだけでは不十分です。
理想は、島に訪れる前から候補に入っている状態。そのために、
- ・どんな料理が食べられるか
- ・どんなシーンで使いやすいのか
- ・観光の流れの中で来店をどう組み込めるのか
Instagramでは“旅の文脈”を可視化し、
インフルエンサー活用で“第三者視点の安心感”を補強し、
Instagram広告で“旅が始まる前から、店の認知を図る”
つまり、
「認知 → 共感 → 想起 → 来店」までを、一連の流れとして組み立てる戦略です。
実施内容|Instagram設計・第三者発信・広告で“旅の中の一軒”を構築
今回の取り組みでは、Instagramを単なる情報発信ツールではなく、“来店理由が見える媒体”へ進化させることを軸に設計しました。
まず着手したのは、Instagramの投稿設計です。料理写真を並べるだけではなく、観光地という立地特性を活かし、周辺スポットの紹介投稿を積極的に取り入れました。近隣の観光施設や景色の良い立ち寄りスポットとあわせて、「この流れでランチにきとら」「観光帰りに立ち寄れる一軒」といった文脈を設計。生しらすの透明感や刺身の艶といった料理の魅力に加え、“どこへ行く途中で、どんな気分で食べるのか”まで想像できる構成とし、キャプションも迷いのない情報量へと整えました。
さらに、インフルエンサーマーケティングでは観光客目線を重視。「淡路島で外さない一軒」という語り口で、実際の来店体験をもとに発信を行いました。第三者のリアルな口コミは保存やシェアにつながりやすく、アカウント全体の信頼感向上に寄与しています。
加えて、Instagram広告では淡路島エリアだけでなく、兵庫県を中心とした周辺府県にも配信を拡大。島内で飲食店を探している層だけでなく、来島前の段階にいるユーザーにも情報を届けることで、「淡路島で海鮮を食べるなら、このお店」事前に想起される状態を目指しました。
Instagram設計で“行きたくなる理由”をつくり、第三者発信で信頼を積み上げ、広告で来島前から認知を獲得する。この一連の導線設計が、観光導線の中に自然と組み込まれる存在づくりにつながっています。
成果|3ヶ月で整えた「伸びる土台」と成果
◇ 売上成長
月商1,800万円 → 3,300万円へ増加
売上180%増を達成
◇ Instagramフォロワー数の成長
Instagramフォロワー数:350人 → 6,600人へ増加(+6,250人/約1,900%増)
SNSが顧客導線の入口として機能し、短期間で大幅な認知拡大を実現
担当者の声|“旅の中の一軒”として選ばれる設計へ
今回の取り組みで弊社が重視したのは、「料理の魅力を伝えること」だけでなく、「旅の中で立ち寄っていただくきっかけ」を設計することでした。
淡路島という観光地においては、来店の意思決定が”旅行が始まる前”に行われるケースも少なくありません。だからこそ、「現地で見つけてもらう店」ではなく、「出発前から候補に入る店」へとポジションを変える必要がありました。
具体的には、周辺観光スポットとの組み合わせ提案や、観光客目線での投稿設計を実施。料理単体の訴求ではなく、“旅の流れの中で自然に立ち寄れる一軒”としての見せ方に切り替えました。
その結果、「SNSで見て予定に入れていました」という声が増え、フォロワー数や売上の伸長にもつながりました。何より大きな成果は、「淡路島に行くなら訪れたいお店」というポジションを確立できたことです。
発信は情報量ではなく、設計次第で反応が変わります。今回の事例は、アカウントの基盤づくりの重要性を改めて実感できた取り組みでした。



